100歳以上の所在不明者はいったい何人?

2010年08月05日

100歳以上の所在不明者はいったい何人?   いま問題になっている100歳以上の不明者は,いったい何人になるのでしょうか。全国の調査が進むなかで,不明が拡大しています。いま,40人を超えているとか。
  親子関係,家族関係,ご近所との関係が希薄になっていることに驚きました。
 敬老の日になると,「全国で100歳以上は( )人」という発表があるけれど,あれはウソだったの? もし,不明の人たちが亡くなられていたとしたら,日本人の平均寿命の年齢にも影響してくるかもしれない。
  高齢女性の貧困化という問題もあるのですが,東京都内の所在不明の113歳の女性の場合,遺族扶助料が50年間も支給され続けており,その額は,数千万円ともいわれています。そのお金はどうなっているのか…。女性の生活に活かされなかったのか……。いろいろ考えてしまいます。
 未婚や,離婚が増えるなか,今後,孤立や貧困などの状況に置かれる高齢の単身世帯が増えていくことも考えられます。これを契機に,行政と市民との協働により,地域の高齢者の生活状況などにもっと目を向け,一人の人間として尊重され,人生を全うできるように,いろいろな対策を考え,取り組んでいく必要があるのではないでしょうか。
  カルガモの家族の姿を見ていると,やさしい気持ちになれるような気がしました。(写真は栗林公園)     (宮)



Posted by 参画センター at 15:59│Comments(0)

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