事件が起きる前に防げないものか…

2010年08月11日

事件が起きる前に防げないものか…   赤ちゃんを抱っこし,脚を骨折させた事件の初公判があったという。子ども用品店で,母親がレジで支払いをしている間に,赤ちゃんを抱っこして,2、3ヵ月の赤ちゃんの脚をねじて骨折させた。また,左右の大腿部を折られた赤ちゃんもいるという。想像しただけで,身震いしてしまうような怖い出来事。赤ちゃんは,どんなに痛かったことでしょう。
  もう,「抱っこさせて…」という人は,信用できない時代になったのか…と思うと,とても悲しいことですね。
  先日,友人がスーパーに行ったとき,自転車置き場で赤ちゃんを片手で抱き,もう1人の幼児を気にしながら,乳母車を引っ張っていて,抱いた赤ちゃんがずり落ちそうになっていたので,「抱っこしていましょうか?」と声を掛けたら「いりません」と断られたとか。やっぱり,あんな事件があったことだし,注意しているんでしょうね。その気持ち,わかります。
 報道によると,子どもをたくさん産みたかったけど,離婚してしまった。子どもが2人以上いて幸せそうな家族をみると,嫉妬心を抱いて,このような犯罪を犯してしまったたという。ある心理学者が,「赤ちゃんが泣き叫び,母親があわてふためく姿を見ることでストレスを解消していたのではないか…」というようなコメントをしていました。
 そこまでいく前に,辛い思いをし,いろいろ悩んだと思われるが,早めにだれかに相談をしていたら,このような犯罪が防げたのではないか…と思います。
 人生は,思い通りにはいかないもの。他人は幸せそうに見えるかもしれないが,それぞれにいろいろな問題を抱えているかもしれない。とにかく,他人のことをうらやましく思うヒマがあったら,自分がたとえ一歩でも前に進むために時間を使いたいものです。  (宮)
 
 
 



Posted by 参画センター at 12:12│Comments(0)

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